Q1.声优を目指したキッカケは?
最初は、ラジオのパーソナリティになりたいと思っていました。学生のころ深夜ラジオをよく聴いていたんですけど、ラジオってパーソナリティとリスナーの距离がすごく近いんですよね。当时はインターネットもあまり普及していなかったので、电波が拾える位置を探して部屋をうろうろして。いろんな番组を闻いているうちに「そういうお仕事(パーソナリティ)がしたいな」と思いました。声优を目指したのも、ラジオパーソナリティの勉强をするために养成所へ入ったのがきっかけです。当时は声优さんに疎かったんですけど、海外ドラマの『シャーロックホームズの冒険』が好きで。特にホームズの吹き替え担当されていた露口茂さんに憧れて。私の中ではホームズ=露口さんだったので、ジェレミー・ブレットの声を聴いた时に「これじゃない!」って。ジャッキー・チェンの吹き替えも自然すぎて「日本语がお上手な方だなぁ」ってずっと勘违いしていました(笑)。声の演技だけでこんなに人の印象が変わるなんてすごいな、って今でも思います。
Q2.さまざまなキャラを演じる时に心挂けていることは?
キャラクターを计算して作り込んでいた时期もありますけど、最近はアドリブなどを通して、感覚的にイメージするようになりました。原作がある作品だと、アニメとかでアレンジを加えられていることが多いじゃないですか。そうすると演技もガチガチに决め打つのではなく、柔软に変える余地を残しておいたほうが自然になると思うんです。ファンの方のイメージを外れないようにしつつも、さらに広がりを持たせたいですね。『ガールフレンド(仮)』のようなオリジナル作品の场合は、演者もファンもスタートラインが一绪なので、「せーの」でキャラクターをイメージできるのが楽しいです。私が演じる宫内希さんは、见た目は元気そうなのに実はヘタレで。「见た目に引っ张られちゃダメ」と意识しながら作っていきました(笑)。他の女の子たちよりも子どもっぽくて、私も演じていて「この子大丈夫かな?」と思うことがあります(笑)。でも、そういう纯粋なところがかわいいですよね。
Q3.もし声优じゃなかったら何をしていたか?
……无职(小声で)。たまに「芸能の世界にいなかったらどんな仕事をしていたんだろう?」と考えるんですけど、何も思い浮かばないんですよ。というか、普通に働けるなら昔、就职活动をしていた顷に决まっていると思います。中学と高校の教员免许を持っているので、先生を目指した时期もありました。でも教育実习で学生さんと触れ合ったら、先生は无理だなって思いました。みんな素直ないい子だったんですけど、だからこそ「间违った方向へ导いてしまったらどうしよう……」なんて想像したらすごく怖いじゃないですか。そんなわけで、声优じゃなければひっそりと、でも幸せに生きていられたらいいなと思います(笑)。
Q4.【サイコロトーク】はまっていること
最近は煮込み料理、特にシンガポール料理の“バクテー”がマイブームです。コショウとかニンニクとかの香辛料と一绪にスペアリブを煮るだけなんですけど、これがまたおいしいんです! ただ煮ているだけで、なんであんなにおいしいものができるのか不思议ですね。元々料理は好きで、时间がある时はレシピを见ないと作れないようなものに挑戦しています。最近はシンガポール料理がおいしくて、ハイナンチキンライスとかも作りました。ちょっと作るのに时间がかかるけど、すっごくおいしいんですよ。海外の料理のレシピを见て、知らない野菜や香辛料の名前が出てくると、つい作りたくなります。
Q5.ファンに向けたメッセージ
宫内さんは特撮ヒーローに憧れるちょっと変わった子なので、最初はどう扱えばいいのかわからない部分があるかもしれません。でも、あたふたしている姿は性别にとらわれない小动物的なかわいさがあります。カードを集めて仲よくしていただければ、素直に懐きますので、たくさんかわいがってあげてください。私もカードが追加される时は、かわいさ倍増で顽张っていければと思います。これからも宫内さんをよろしくお愿いします