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求求你们赶紧结婚啊!!


IP属地:福建1楼2024-01-08 19:59回复
    二〇二三年一二月一〇日のGJ部 前編
    二話連続投稿です。
    前後編のうちの、前編です。
     いつものファミレス。いつもの日曜。
    「あー、いてて……」
     腫れたほっぺたを押さえながら、京夜はいつもの席についた。
    「だいじょぶか? それ?」
     真央が心配してくれる。まだ腫れてる理由を話していないけど。あえて聞かずにいてくれる。
    「ケンケンが〝妹さんをください〟なんて言いやがるので、一発殴らせろと言いました」
    「あいついま人類最強クラスじゃね? よく殴りにいったなー」
    「クロスカウンターもらいました」
    「しかし、あの二人もようやくゴールインするのかー。紆余曲折あったよなー。三回? 四回? くっついたり離れたりしてたっけー」
    「五回です。中学と高校と大学で一回ずつ。社会人になってから二回。……最近、ゼクシィ通り越してたまごクラブとか読んでるんですけど。僕。どうしたらいいんでしょう?」
    「祝福してやれ」
     いつものウエイトレスのお姉さんがきて、いつものお子様ランチとハンバーグセットを頼む。
     お姉さんを見送る頃には、京夜も落ちつきを取りもどし、いつものまったりとした時間が流れるようになる。
    「今日は玲央レオがいなくて……、二人だけだと、なんか新鮮な感じですね」
     娘の玲央が生まれてこの一年、ずっと三人だった。
     二人だけだと、なんか不思議な感じ。結婚前の恋人時代に戻った感じ……?
     という目を真央に向けてみるのだが、あちらはなぜか、腕組みをして重々しい感じ……?
    「まだ一歳とはいえ、こんな話を聞かせるのはよくないだろうしな」
     ……ん?
     ん? ん? ん?
    「おまえ。私に報告すること、あるだろ」
    「え? なんですか? なんなんですか?」
    「おまえが自分から言い出してくれるのを待っていたんだ。だがまさか、このまま隠し通せると思っていたとは……。情けない」
    「え? え? え?」
    「タマがおめでたになったよな。紫音のとこは、もうすぐ立っちする頃か。綺羅々んとこは、狼たちに預けてるみたいだが」
    「あっ、あっ、あっ」
    「それで全員、シングルマザーなんだよな。――なんてスゲェ偶然っ!」
    「――すいません!」
     京夜はテーブルに額を打ち付けた。
     思い直して、地べたに飛ぶと、そこで土下座を決めた。
    「いや。いや。怒ってはいないんだ」
     真央は言う。手をぱたぱたと振る。
    「まあ仕方がなかったんだと思うぞ。――紫音には泣き落としされたんだよな。んで綺羅々は物理的にホールドされて、タマは酔い潰されて気づいたら朝ちゅんだったと。うんまあ仕方がないんじゃないか」
    「ど……、どうしてそれを……?」
     なんでそんな詳細に知ってるのーっ!?
    「私が許可を出したからだ」
    「え? え? え?」
    「とりあえず、席に戻れ。――な? みんな迷惑してるぞ?」
     真央に言われる。土下座をといて、席に戻る。
     ウエイトレスのお姉さんがお冷やを注ぎにきたー!
    「私も悩んだよ? でもさー……、なんかあいつら? あのまんま、独身のままでいそうじゃん? なに? あいつらが初恋と片思いをこじらせたまま、お婆ちゃんになって、お一人様の老後を寂しく過ごしてゆくのに、私が一人だけ、子と孫にたくさん囲まれて幸せに暮らしているの? ありえねえダロ」
    「いや……、まあ……、なんといいますか……」
    「それに、すでにシェアしていたようなものじゃん。……日曜は私だケド。月曜と火曜と水曜と木曜と金曜と土曜は、それぞれ別なワケだし」
    「えっ? それも知ってたんですね……。あはははは……」
     週一で顔を合わせ、ランチを一緒にとっていた。
     月火水木金土の順で、紫音さん、タマ、綺羅々、霞、恵ちゃん。あとなんでか、森さん――。
    「知られていないと思っていたダンナが……、ほんと、情けない」
    「すいません」
    「そういうの、いいから。……ほんとなら、ここから離婚だのなんだのと込み入った話になるワケだが。そこいらへんの愁嘆場は、一切、すっ飛ばすぞ。そして結論を言う。沙汰を下す」
    「は、はい」
     京夜は居住まいを正した。なにを言われても甘んじて受けるしかない。すべての責任は自分にある。
    「増築すっぞ。うちの屋敷を。あと三部屋ほど」
    後編に続きます。


    IP属地:福建2楼2024-01-08 19:59
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      二〇二三年一二月一〇日のGJ部 後編
      「え?」
       京夜は呆然と、真央の顔を見た。
      「いや。四部屋にするか。……それで一部屋は、みんなの憩いの場だ。畳スペースとか、ソファーとか、コタツ様とか、旧式のパソコンとか、紅茶基地とか、ホワイトボードとか、ラノベの本棚とか置いてだな。あーもう禁書は作らんでいいぞ。さすがに耐性がついた」
      「え? それって……」
      「子育てって、たいへんじゃん? この一年で思い知ったぜ。なんだあの猛獣は。森さんがいなかったら手も足も出なかったぞ。――そしてあいつらには森さんはいないのだ。みんなで助け合うのがGJ部精神というものだ」
      「はっ、はい」
      「それに賑やかになって、いいんじゃないか?」
      「は、はい……」
       京夜は堅くなりつつも、同意を示す。
       部長の言う、部室みたいな部屋を想像してみる。心がすごく温かくなった。
      「だーら、そんな畏まるなってーの」
       とは言われても、緊張は解けない。人生最大の緊張度である。
      「だいたい、あいつらにアドバイスしたの、私なんだし」
      「ええっ!? あれ部長の作戦だったんですかー!」
      「だってそうでもしないと、おまえ、自分から手を出したりしないじゃん?」
      「そうですよ! 当然ですよ!」
      「そしたらあいつら一生独身じゃん」
      「ほ、他にいい人を見つけてくれれば――」
      「そういうのは、平日ランチデートやめてから言え」
       京夜は言葉に詰まった。慕われているという自覚は、さすがにあった。それでも遠ざけずに、週一で会っていたのは自分だ。
      「あと残る問題は、森さんだな。――霞は一生ブラコンをこじらせているとして。メグは一緒に住んでいるせいで既に恋人あるいは第二の奥さん気分として」
      「えええ!? 森さんまで!?」
      「だからそーゆーのは、平日ランチデートやめてから言え。――なんか、昔々の、十何年も前の、ブラッシング対決? あれでコエ出して負けちゃったからだって。所有されたいんだとか」
      「わけわかりませんよ」
      「おまえ、いまだに〝意気地なし〟なワケ?」
      「い……意気地くらい……、あります! ……ありますよ?」
      「なんで疑問形なワケ?」
      「ハンバーグセットとお子様ランチ、おまたせしましたー♪」
       ウエイトレスのお姉さんが、料理を運んでくる。ネコロボットも走り回っているけど、いつも毎回、この店長よりも実権のあるフロアチーフのお姉さんが、手ずから運んできてくれる。
      「わぁい! おこさまランチ! まおだいすきー!」
       真央ちゃん永遠の一〇歳のはしゃいだ声に、お姉さんは笑顔を向けて去って行く。
       食事が進む。無言で進む。もりもりと進む。
       食べ終わる頃には、京夜もすこし復活した。なんとか味がわかる程度には回復した。
       許されないことをした。
       そのことを彼女がどう思っているのか。相談されて計画してけしかけた――と本人は言っているけど。思うところは山ほどあったはずで……。本当に頭が下がる。許してもらえればだけど……。自分の〝妻〟は、やっぱりこの人しかいないと、そう改めて思った。
      「ケド森さん……、ぜんぜん変わらんな」
       部長……ではなくて、真央が言う。京夜も深くうなずいた。
      「天使家の七不思議は健在だな。――森さんはいつも同じ! なのだ! なのだが……」
      「あの人、昔は、すごく年上の大人の女性でしたけど……。あまりにも変わらないから、いまでは年下に見えますよ。二十代前半くらいのお嬢さん、って感じで」
      「だよなー」
      「すくなくとも、もう四〇歳くらいですよね? 僕らが高校生の頃に二十代前半として……」
      「いや、まえに写真見せたろ。ほら。赤んぼの私を抱いてる森さんの写真、おまえ、見たろ?」
      「え?」
       京夜は硬直した。その意味に戦慄した。
      「え? え? えーと……。真央の年齢、プラス、二四~五歳……、と、いうことは……?」
      「ウン」
      「真央がいま三十なわけで――」
      「言うなーっ!」
      「じゃあ、森さんって……。五〇歳越えてます……?」
      「じつはな。ここだけの話だがな。このあいだ蔵から、明治時代の写真が出てきたんだが……」
      「うわー! うわー! その先は言わないでください! ぜったいダメー!」
      「曾々婆さんをあやす、森さんの姿が――」
      「ぎゃーっ!」
       京夜の悲鳴が、昼時のレストランに響いた。
      これにてGJ部は完結です。
      最終回、ハーレムエンドはどうなんだろう……? と、しばし悩みもしました。
      けれど、紫音さんとかに聞き取りしてみると、「ずっと独身でいるよ。他の男性なんて考えもしないね」とか、当然のように言うんですよー!
      紫音さんも綺羅々もタマも、学者さんだったり、動物ガイドのフィールドワークだったり、商社でバリバリのキャリアウーマンだったりしますけど。まだ若い今でこそいいですけど、もう二、三〇年も経って、四〇歳、五〇歳になったら……。お一人様の寂しい人生が待っているわけで……。
      それはあんまりでしょう。
      キョロ、セキニン取れ!
      ――ということで、こんなカンジになりましたー。
      天使家では部屋が増築され、部室が再現され、皆の憩いの場になっているのだとか。
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      IP属地:福建3楼2024-01-08 20:00
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        机翻实在看的不咋地,希望懂日文的大佬给我讲个大概,貌似有人结婚了


        IP属地:福建4楼2024-01-08 20:01
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          大概是真央和京夜的对话 他们两个貌似是夫妻的样子在聊其他几个人 其他几个人都是单身 并且职业是动物导游?


          IP属地:日本来自iPhone客户端5楼2024-01-08 20:55
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            好家伙,有生之年结局出来了是吧


            IP属地:湖北来自Android客户端6楼2024-01-08 22:51
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              ?GPT跑出来貌似是真后宫结局吗?


              IP属地:四川来自Android客户端7楼2024-01-08 23:42
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                最喜欢的一集


                IP属地:广东来自Android客户端8楼2024-01-09 00:29
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                  GPT鸡饭看完了感动,小两口总算结婚生子了


                  IP属地:广东来自Android客户端9楼2024-01-09 00:31
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                    真后宫结局,真央是正宫结婚了,其他人本来是男主周一到周六分别要和紫音,tama,kirara,霞,惠,森午餐约会(周日是真央),真央怕她们单身一辈子于是瞒着男主同意且助攻她们拿下男主,在现在这个时间点男主和真央孩子一岁了,tama紫音kirara都和男主做过且怀孕了,霞还在兄控且估计一生兄控,森好像还没拿下,然后真央这时候和男主摊牌了,后续是真央准备加四间房给怀孕的三个人住+大家的休息室方便养孩子等等


                    IP属地:四川来自iPhone客户端10楼2024-01-09 08:49
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                      IP属地:四川来自iPhone客户端11楼2024-01-09 08:58
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                        可以,很强


                        IP属地:广东来自iPhone客户端12楼2024-01-09 11:24
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                          离谱,太离谱了,比约战不真宫都离谱


                          IP属地:河南来自Android客户端13楼2024-01-10 01:06
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                            可惜没拿下森小姐


                            IP属地:湖北来自Android客户端14楼2024-01-10 03:53
                            回复
                              太好了


                              IP属地:山东来自Android客户端15楼2024-01-10 08:40
                              回复