松本さんは、要咲良の母・澄美の台詞に対する石川静さん(澄美役)の発言に触れ、11年前のTV第一シリーズから続く父・誠一郎へ向けた台詞の流れや、その重さに対する感慨深さを語りました。
続いて、「最終話の収録に当たってどのような心境で臨んだか?」というテーマに、松本さんは最終話終盤のビリーや美羽とのシーンを挙げ、誰が死んでもおかしくないという状況を受け止めなければならないと覚悟した真矢の成長ぶりに、そうならざるを得なかったこれまでの道のりの凄まじさを感じましたと語りました。また、音響監督の三間さん※の「『蒼穹のファフナー』という作品は、登場人物が死ぬ物語ではなく、短く限られた時間の中でどう強くたくましく生きたかを見てもらいたい物語なんだ」という言葉に触れ、これは悲しいお話ではなく、希望に溢れた物語なんだなというコメントに、石井さんと喜安さんも大きく頷いていました。
石井さんは総士が“いなくなった”ときの一騎の反応について、成長した一騎がそれを受け入れたのに対し「僕自身が受け入れられなかった」とし、一騎に対する想いの深さと、予想以上の一騎の成長振りに対する驚きを語りました。
※参照:三間 雅文
@Sunma47 twitter (『蒼穹のファフナー EXODUS』プレーバックと題した、各台詞の解説は要チェック!)
そしてシリアスな空気が続いた後には、「二代目総士を誰が演じるか?」というトークに。
松本さんの「やっぱり総士は喜安さんじゃないと」「喜安さんが若い声を出す努力をしないと」「演じる覚悟がないんですか!?」という畳み掛けるような発言に、喜安さんは思わず「こんな大勢の前で言われたら、(覚悟が)あるとしか言いようがないじゃないか!」という返しが飛び出し、会場からは拍手が起こりました(笑)。