あの日の景色にまた漕ぎ出せば
如果再次在那天的景色之中泛舟
揺れ色重ね発つ日に浮かべた
漂浮在摇曳的色彩重叠着的日子里
夏の音に引かれて 振り返る度
每当被夏日的旋律所吸引而回首时
あの日の君が笑う
都能看到你的笑容
フィクションブルーFiction Blue
言葉を奪う程の陽射しと
炽热得令人失声的阳光
恥ずかしい程青すぎる空
还有蔚蓝得令人羞愧的天空
眩暈がしそうな程乾いた空気の匂い
干燥得让人几乎晕倒的空气
待ち合わせはいつものあの場所で
而我们却要在那老地方碰头
アズファルトを焦がす程の陽射しから
在那能烤焦柏油马路的阳光之中
優しく守ってくれる大きな木と
一棵大树温柔地守护着我们
乾いた喉を潤す為に
为了滋润干渴的喉咙
ありったけの小錢で買ったサイダーを分け合ったベンチ
在公园的长椅上喝着花了全部钱买的汽水
誰よりも高く、と蹴り上げ、心臟に風が吹き抜けていくのを感じだブランコ
一边把秋千荡得很高 一边感受着穿过心脏的阵风
小さな体で余す事なくその全てを遊び尽くしたあの公園
小小的身体不留遗憾地在公园里尽情玩耍
捻れた景色を切り裂く様に
像是要撕裂那扭曲的景色一样
無邪気な瞳で強く僕の手を引いた
你带着无邪的眼神紧牵着我的手
誰も居ないとこまで二人で行こうか
开玩笑说一起去只有我们两个人的地方吧
なんて 笑い合ってた
然后相视而笑
あの日から動かない時が今
从那天开始便停滞不前的时间到如今
脈打つ度に瞼に流れる
每当脉搏跳动便会在眼前流动
狂おしい程にただ輝いていた
如同发狂一般 却仅仅只是闪耀着
あの日の二人が笑う
那天的两人笑着
フィクションブルー
Fiction Blue
誰に願わずとも
即使未曾向谁许愿
悪戯に流れる時の中で
在恶作剧般流逝的时间里也
いつしか伸びた背丈 似合わない僕を
不知不觉地长高了 却不再是与我相称的模样
どうか笑ってくれないか
拜托能否笑一下呢
君が笑えば 釣られて笑った
看见你的笑容 我也跟着一起笑了
懐かしい景色この指にそっと令人怀念的景色
在这根手指上悄悄地
掠めて消えた あの二人の声は
掠过消失掉了 而那两人的声音
今もそこにあるのかな
现在还存在于那里吗
今では鬱陶しく感じる蝉の声も
如今只令人感到惆怅的蝉声也好
纏わりつく樣な熱い空気も
如同缠绕于身的热空气也好
あの頃はただ鮮やかで
那时候只觉得如此鲜活
触れる度、淡い色を残して消えていった
每次触碰,都会留下淡淡的颜色而消失
遠い記憶の中で僕を呼ぶ君の声は
你那在遥远的记忆中呼唤着我的声音
あの日と同じ姿をしていな
和那天的样子一模一样
夏が君を連れてくるように君の声が夏を連れてくる
夏天带来了你 而你的声音带来了夏天
今でも煌めく思い出の切れ目に立ち
现在仍伫立在闪耀回忆的裂隙之中
茫然と僕を見つめるその瞳は
茫然地凝视着我的那双眼睛
噓の樣に綺麗で、空の色を吸い込み青む澄んでいた
像谎言一般美丽,汲取了天空那碧蓝而清澈的颜色
捻れた景色を切り裂く様に
像是要撕裂那扭曲的景色一样
無邪気な瞳で強く夏の手を引いた
你带着无邪的眼神牵起了夏天的手
誰も知らないあの場所で 待ち合わせようよ
在谁都不知道的那个地方 再见面吧
だからまたね
所以再见啦
ねえ
喂
あの日の景色に取り残された
我被留在了那天的景色中
It is me who is left behind. I thought I could see you again if I come here.
君の手を引くその時聞こえた
牵着你的手的那个时候听到了
懐かしい声にただ ただ泣いている
那熟悉的哭泣的声音
あの日の僕の様に
像那天的我一样
あの日から動かない時が
今从那天开始便停滞不前的时间到如今
ほんの少しだけ進んで見えた
就算看起来只有一点点 却也再次流动起来
やがて廻る季節よ輝いていて
终将轮回的季节闪耀着光芒
二人が笑えるように
为了那两人的笑容
どれだけ時間が過ぎたとしても
无论度过多少时间
どれだけ季節の色数えても
无论数过多少季节的颜色
あの日二人並んで見下ろした景色
那天两人相依俯视的景色
忘れることはないから
也从没有忘记过
君と手を繋いだ夏の日よ
是与你牵着手的夏日