シャープ株式会社は、世界初の「8K対応リアルタイムVVCデコーダー」を開発した。
　VVC(Versatile Video Coding、H.266)は7月に発表された次世代のビデオコーデック。HEVC(High Efficiency Video Coding、H.265)と比べて同等の画質を保ちながらデータ量を約半分に抑えられ、8Kや360度などの高解像度で大容量な映像データを想定した規格となる。
　今回開発されたのは、VCCでエンコードされた8K映像をリアルタイムでデコードできるソフトウェアで、VCC対応のハードウェアデコーダを持たない機器でも8K映像の再生や解析が可能となる。