再登山聖堂⛰⛰
週末、桐木さんと一緒に広西チワン族自治区の支教に来た何人かの仲間を誘って聖堂の山に登りました。半年ほど前、ホトトギスの花が満開の五月に聖堂の頂上に登ろうと計画していたのですが、週末に降り続いた豪雨で、なかなか実現しませんでした。花は雨で早々に散ってしまい、スケジュールは立てられました。
景勝地の中国とパキスタンは麓まで送って、登山を始めました。ゆっくりと歩いて、四分の一くらいのところまで来たとき、ふと、つばめコーチが言っていた、足と膝に力を入れて歩くという言葉を思い出しました。試しに脚の後ろの部分の筋肉の力を使って歩いてみると、さすがに力が抜け、呼吸も合わせて楽になりました。それから二日間は少し脚がだるくなり、前に比べるとだいぶ楽になりました。
その日の天気は、曇りで雨はありませんでした。前日から雨が降っていたらしく、山全体が霧に覆われていました。頂上まで登ると、あたりには霧が立ち込めていて、聖堂山のシンボルツリーまで霧の中に隠れてしまって、ちょっとがっかりしました。山を下りると雲がちらついていましたが、聖堂の雲海がとてもきれいで、本当に来た甲斐がありました。
遠出はただ美しい風景に出会うためだけで、愉快な気持ちを持って、足元の土地を測量して、自分をすべての風景の中に残します。しかし、足を測るだけではなく、心の修行なのです。私達は歩いて、すべての人々を見て、最終的に見るのは、その最も本当の自分です~