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蛮有趣的一篇文,不太懂日文也能看懂一些

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咲去了医院,说好像照遭遇意外,送去医院,可能要躺一辈子,然后透华说可以救回来,但必须付很多钱,但咲说没多少钱,透华要咲去白糸台拿这个麻将全国第一高中的资料,然后可以帮她承担所有手术的费用,但咲说没可能,透华说可以帮咲和照做一个表面皮肤移植手术,装上变声器,身份交换,让咲以照的身份去白糸台,拿资料,而照就以咲的身份躺在医院,咲答应了,做完手术后去了白糸台,闹了些趣事
但之后照以咲的身份醒来,逃离了医院,回到长野清澄.…………
*以上是大概内容= =
咲「ええっ? お姉ちゃんが事故に遭った!?」
ハギヨシ「はい。彼女は现在、我々龙门渕グループの息のかかった病院に搬送されています。
今から私がその病院までお送りいたします」
咲「は、はい…よろしくお愿いします」
バタンッ ブロロロロロロロロ…
咲(お姉ちゃん、どうか无事でいて…!)
长野の病院
透华「お待ちしておりましたわ!」
咲「りゅーもんさん! お姉ちゃんはどうなったんですか!?」
透华「ご安心なさい、そこの病室で眠っていますわ」
照「スー…スー…」
咲「ケガは大丈夫なんですか?」
透华「医师によれば、命に别状はないとのことですわ」
咲「よかった…」
透华「ただ一つ问题がありますの」
透华「彼女は事故のショックで、深い昏睡状态ですの。ヘタをすれば一生このまま…」
咲「そんな……何とかならないんですか?」
透华「この龙门渕の医疗技术は世界一ですから、方法がないわけではないですわ。
ただ非常に特殊な手术になるので、かかる费用は莫大でしてよ?」
咲「そうなると、ウチはお金少ないし、たぶん払えないですよ…」
透华「そこで、あなたに提案がありますの。 ある条件と引き换えに、手术费をタダにしてさしあげますわ」
咲「そ、その条件って一体……?」
透华「あなたに、白糸台高校にスパイとして潜入してもらいたいのですわ」
咲「ええっ!? お姉ちゃんの高校にですか?」
透华「知っての通り、我が龙门渕高校は県代表としてインターハイに出场します」
先日の県予选で、咲の清澄高校は决胜まで胜ち上がったものの、
天江衣を笔头とする龙门渕の圧倒的な力の前に败北を吃していた。
そんなわけで、今年の长野の代表は龙门渕高校なのである。
どらえもん!バトルドームもでt
透华「全国で一番の强敌になるであろう、白糸台のレギュラーメンバーの情报を、
あなたに収集してほしいのですわ」
咲「でも、私にスパイなんて无理ですよ」
透华「この作戦はあなたにしか出来ないのですわ。 何故なら……」
透华「今からあなたと宫永照の颜を交换するのですから」
咲「ええっ!?」
透华「より正确にいえば、颜の表面の皮肤をはがして移植するのですわ。
我が龙门渕の技术をもってすれば、简単な事ですの」
咲「そんな无茶な……」
透华「体格は似ているし、声は小型変声机を喉に埋め込んで変えますの。
なにより、あなたは姉の性格を熟知している……これほどの适任者はいませんわ!!」
咲「でも…でも…」
透华「それとも、自分の姉がこのままでいいですの?」
咲「そ、それは…」
透华「どうなんですの!?」
咲「……わ、わかりましたよぅ」



1楼2012-03-10 17:35回复

    こうして、姉妹の颜を交换するという前代未闻の手术が行われた。
    手术后――
    透华「さあ、镜を见て」
    照(咲)「わっ……お姉ちゃん?」
    透华「どうかしら、自分の姉になった感想は?」
    照(咲)「すごい……これ、私なんですよね?」
    透华「移植による拒绝反応もなんとか押さえられましたわ。さすがは姉妹ってトコかしら」
    照(咲)「………」ニパー
    透华「何やってるんですの、気持ち悪い」
    照(咲)「エヘヘ、お姉ちゃんの颜で笑ってみたくて」
    透华「期限は一周间、それが过ぎたら迎えの者をよこしますわ」
    照「お父さんたちには何て说明したんですか?」
    透华「表向きは、宫永咲は一周间东京へ行くことになっていますの。
    そのための根回しも完璧なので、ご安心なさいな!」
    照「はい、わかりました」
    透华「期待してますわよ! いい情报を持ち帰ってきてくださいまし!!」
    こうして宫永照となった咲は、东京へと旅立った。
    东京 白糸台高校
    照(いかにも名门校って感じの、大きい学校だなぁ)
    チラチラ ジロジロ
    照(みんなこっちを见てる。お姉ちゃん有名人なんだね……
    っていけない、今はわたしが宫永照だったんだ)
    そのまま、照となった咲は白糸台で一日を过ごした。
    当然のことながら、授业は全然分からなかった。
    放课后
    照(ここが部室…とっても紧张するよ……)
    ここは照たち一军メンバー専用の练习室らしい。
    咲は紧张の面持ちで、その部屋の入り口を开けた。
    ガチャ…
    部屋の中のソファーに、照以外のメンバー四人が座っていた。
    蓝色のロングヘアーをした、照と同じ三年の弘世堇。
    短い银髪がボーイッシュな印象を与える二年、亦野诚子。
    ソファーの隅っこでお茶を饮んでいるのが、同じく二年の渋谷尭深。
    金髪でぷにぷにしたほっぺが特徴の一年生、大星淡。
    いずれも照に负けず劣らずのクールな雰囲気を持つ女性たちだった。
    彼女たちは照が入って来たのを见ても、特になんの反応も示さない。
    一同「………」シーン
    照(空気が重苦しい……何か言った方がいいのかな?)
    照「あ、えっと……お、オッス……」
    ガシャァァン!
    照「わっ!」
    尭深「……すいません、汤のみを落としてしまいました……」
    亦野(今の…闻き间违いか…?)
    堇(照が……あいさつだと……?)
    照「あっ、手伝おうか」
    尭深「いえ……先辈の手を烦わせるわけには…」
    照「うわっ…」ズルッ
    バターン!
    一同「………」
    今度こそ本当に、気まずい空気が部屋に流れた。
    淡(照先辈が……インターハイの顶点に立つあの照先辈が……!)
    堇(人前でこけたッ……!!)
    照(やっちゃったよ…これはさすがにマズイよね……)
    咲はよろよろと立ち上がった。
    堇「……お、おい大丈夫か?」
    照「だ、大丈夫……だ…」
    堇「ケガとかしてないか?」
    照「あ、ああ。心配してくれてありがと……」
    堇「!!」ドキッ
    堇(照が……私に素直に礼を言った……?)
    照(あ、あれ? なんか不思议そうな颜されてる?)
    堇(なんなんだ……こんなの狂ってるのに、ちょっと嬉しいこの気持ちは何だ?)
    


    2楼2012-03-10 17:35
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      部活中
      堇「照、それロンだ」
      照「うわっ」ビクッ
      堇(くっ、なに今の小动物みたいな反応……かわいいじゃないかっ)
      照「このお茶おいしい……な」ズズ…
      尭深「ブフッ!」
      淡「よ、よかったらケーキもありますけど…」
      照「あ……じゃあ、いただきます」
      亦野(なん…だと…?)
      照「うっ…」ガタンッ
      堇「どうした? 急に立ち上がって」
      照「ト、トイレ行ってきま……行ってくる!」
      タッタッタッタッ…
      一同「………」
      部活终了后
      照「じ、じゃあ…私は帰るから……」
      堇「ああ…」
      バタン! タッタッタッタッ……
      亦野「一体何だったんですか、今日の先辈は?」
      堇「私にも分からん…何が起きてるのか」
      尭深「……昨日、照先辈が事故にあったのを见たって噂を闻きました……
      もしかしたら、あれは本当だったのかも……」
      堇「すると照は、その事故で头でも打って気が狂ったのか? いや、それしか考えられない」
      亦野「今日の先辈は、いつもの先辈らしくありませんでした。
      麻雀だって得意の国士じゃなくて、岭上开花ばっかりであがるし」
      尭深「おまけに物腰はやわらか……普段の近寄りがたい雰囲気はどこ吹く风……」
      堇「よく何もない所で転びそうになるし、いつからあいつはドジっ娘に……」
      淡「でも今日の照先辈……チョー可爱かったですよね」ゴクッ…
      亦野「お、お前なあ……本人に闻かれたら杀されるぞ?
      っていうかお前そんなキャラだったのか?」
      淡「あ、すいません…つい」
      尭深「淡の気持もわかる。普段とのギャップが凄すぎる……」
      堇「ああ。私も礼を言われた时は、违和感を感じながらも素直に嬉しかった」
      亦野「あの冷彻で、他人に无関心で、いつもそっけない照先辈が………ああ、これが……」
      一同(ギャップ萌えってやつか…)
      淡「っていうか、私たちがこれほど话し込んだのも、これが初めてじゃないですか?」
      堇「いつも照を笔头として、みんなが重苦しいオーラー出してたから话しにくかったんだよ」
      亦野「そうですね。渋谷だってちゃんと喋れるんじゃないか」
      尭深「……きっかけがなかっただけ……照先辈も、本当は明るい人なのかも」
      亦野(それはひょっとしてギャグで言っているのか!?)
      堇「いや、案外そうなのかもな……」
      淡「明日からもっと话しかけてみましょうよ!」
      翌日、长野の病院
      咲(照)「ハッ!?」
      咲(照)「ここは…どこだ……?」
      咲(照)(ここは病室? そうだ思い出したぞ……私は学校の帰りに事故にあって、それから…)
      照がベッドから起き上がると、正面にあった镜に自分の颜が映った。
      咲(照)「ななななななっ、なんだこれは……!」
      咲(照)(颜が…私の颜が咲の颜に……?)
      咲「なんとか病院から抜け出してこれたが…これからどうすればいいんだ?」
      トコトコトコトコ…
      和(あれは……宫永さん?)
      咲(しかし未だに信じられん……どうして私の颜が咲の颜になってるんだ?)
      和「宫永さ―ん!」タッタッタッ…
      


      3楼2012-03-10 17:35
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        咲「そうか、これは梦なんだ。そうに违いない」
        和「宫永さん、どうしたんですかこんなところで?」
        咲「って、こんなリアルな梦があるか……认めたくないが、これは现実だ」
        和「あのー、さっきから一人で何をブツブツと……」
        咲「ん、 谁だお前?」
        和「なっ……」ガーン
        和「じょ、冗谈はよしてください! 私です、原村和ですよ!」
        咲(はっ…! しまった、今は私が咲だったんだ……こいつは友达か?)
        咲「ああ…えっと、そう冗谈だよ……和……ちゃん?」
        和(えっ!? 宫永さん、今私のこと名前で呼んでくれました……)
        咲「あの……どうした……の?」
        和「な、何でもありません! さ、早く学校へ行きましょう!」キラキラ
        ギュッ
        咲(えっ、なにこいつ……いきなり手掴んできて気持ち悪い…)
        和「それにしても、なんで急に帰ってきたんですか?」
        咲「えっ? なにが…」
        和「宫永さんたら、さっきからとぼけてばっかり……
        お姉さんに会いに、一周间东京に行ったって闻きましたよ」
        咲(そうなのか?)
        咲「あっ…うん。でもやることないし、帰ってきちゃった」
        和「あれほど普段から、お姉さんに会いたがったのにですか?」
        咲(………)
        32:以下
        和「ところで宫永さん、今日は声がいつもより低くありませんか?」
        咲「い、いやちょっと风邪気味でさ…ゴホッゴホッ…」
        和「そうですか……マスクぐらいしたほがいいのでは?」
        咲「そ、そういえばさ……なんで手ぶらで学校行くの?」
        和「もう、からかわないでくださいよ。 私たちは今日から夏休みじゃないですか」
        咲「あ、そうだったよね…」
        咲(咲の学校はもう夏休みなのか。白糸台とは大违いだな)
        和「これからは麻雀に集中できますね」
        咲(咲のやつ、麻雀を続けていたか)
        麻雀部室
        和「こんにちわ」
        咲「……こんにちわ」ボソッ
        优希「おっ、咲ちゃんにのどちゃん!」ダッ
        和「ゆーき、来てたんですね」
        优希「あったり前だじぇ! 二人とも、タコス食うか―?」パクパク
        咲(こいつウザいな……おまけにタコス臭いし)
        ガチャッ
        京太郎「ういーっす」
        咲「きょ、京ちゃん!」ビクッ
        京太郎「? どうした咲、そんなに惊いて?」
        咲「いや、なんでもない…」
        咲(うわっ、京ちゃん麻雀部だったんだ……つい昔のあだ名で呼んじゃったけど、
        ツッコまれないってことはこれでいいのか)
        优希「なーんか咲ちゃん、挙动不审だじぇ」
        ガチャッ
        まこ「遅れてすまんのー」
        久「さーっ始めるわよ!」
        优希「染谷先辈に部长、やっと来たじぇ!」
        咲(あのワカメが染谷で……おさげが部长か。よし、覚えたぞ)
        和「さあ宫永さん、卓に入りましょう」
        咲「あ、うん。和ちゃん」
        久「あら? いつの间に名前を呼ぶようになったの?」
        和「……今朝からです///」
        咲(なにっ? そうだったのか…)
        咲「ツモ、国士无双」
        优希「またかじょ!?」
        京太郎「おいおいすげーな。一绪に打ってる和や部长が気の毒だぜ」
        


        4楼2012-03-10 17:35
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          优希「むっ、私はどうでもいいのか?」
          京太郎「别に…」
          优希「なんだとー、犬の分际で!」
          ワーワー ドタバタ ドタバタ
          咲(弱すぎる……こんなチームじゃ、全国どころか県予选突破も无理だな)
          久「ホント强いわね、今日の咲は……大会のときがこれだったらなぁ…」
          まこ「おい、それは言っちゃダメじゃろ」
          久「ゴメンなさい。ちょっと未练感じちゃった……」
          咲(そうか、やっぱりこのチーム负けたんだな。 しかも会话の流れから察するに、
          咲が顽张れば胜てた试合らしい……まったく、不甲斐ないやつだ)
          咲「すいません部长……でも来年は必ず胜って、部长やみんなを全国へ连れて行きますから!」
          京太郎「えっ…咲…?」
          久「えーっと、それはどういう意味で言ったのかしら?」
          咲「……私、何か间违ったこと言いました?」
          优希「おいおい、咲ちゃん……」
          まこ「部长は三年じゃから、今年で最后じゃろ?」
          咲(なっ……しまった! この二年のワカメがタメ口で话していたから、
          てっきり同じ二年だとばかり……つーかこいつ私と同い年かっ!)
          咲「あ、すません……そうでしたね…」
          京太郎「そうでしたねって……咲お前大丈夫か?」
          和(やっぱり今日の宫永さん、どこかおかしいです)
          久(……?)
          咲(くそっ…さっきから空気が……)
          一同「………」シーン
          咲(明らかに私に疑惑の眼差しが向けられている……ここにいてもボロを出すだけだ……)
          和「………」チラッ
          久「………」ジーッ
          咲(ああ…帰りたい。そうだ、なにもここにいる必要はないんだ。适当な理由をつけて帰ろう)
          ガタッ
          咲「あの…私、午后から用事があるので、これで帰りますね」
          まこ「今日は初日じゃけ、どのみち午前中で终わりじゃ…」
          咲「あっ……そうですか、それじゃ…」
          タッタッタッタッタッ…
          优希「何だったんだー、今日の咲ちゃんは?」
          久「……何かあるわね」
          タッタッタッタッタッ…
          咲「くそっ…完全に疑われてたぞ、私」
          咲(まあいい、二度とあそこには戻るまい……すぐにでも东京へ行かないと)
          咲「うわ、懐かしい……この道を行けば、前の家に着くはず」
          タッタッタッタッタッ…
          咲「着いた……昔となにも変わってないな、この家は」
          宫永家
          ガチャッ
          咲「ただいま」
          咲(本当に久しぶりに、ただいまなわけだが…)
          シーン
          咲「お父さんはこの时间帯仕事か。失业はしてないみたいだな」
          咲「さて、お金は……これだけあれば十分だな」ガサゴソ
          龙门渕邸
          透华「逃げ出したですって? 宫永照が!?」
          ハギヨシ「正确には宫永咲の颜をした宫永照様が、です。先程病院から连络が」
          透华「あの昏睡から目覚めるなんて……麻酔もかけずに手术したのがいけなかったのかしら?」
          


          5楼2012-03-10 17:35
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            ハギヨシ「朝方、まだスタッフが出勤していないうちに脱走したようですね。现在、全力で捜索中です」
            透华「急ぎなさい! 彼女が宫永咲に接触したら、大変なことになりますわ!」
            东京 白糸台高校
            咲「ふぅ、なんとか戻ってこれたな」
            咲(しかしこの颜、この格好で、ここに正面からは入れない……)
            照は校舎の外周をぐるりと周った。
            そして、麻雀部の部室がある建物へと辿り着いた。
            咲(この时间帯は部活の真っ最中のハズ……まずは部室に窓から入って、
            みんなにこの颜のことを说明するしかない。堇あたりなら、なんとか信じてくれるかも…)
            照は、窓から麻雀部の部室を覗きこんだ。
            室中では照と同じチームメイトの四人が、谁かを囲んで谈笑していた。
            咲(あいつら何か话しているな……あれは………えっ?)
            ワイワイ キャッキャッ
            照「もうー、やめてよぅー」
            咲(あれは…あれは私じゃないか……っ!!!)
            堇「それにしても惊いたぞ。お前がそんなに楽しいやつだったとはな」
            照「あははっ、自分でもびっくりだよ」
            亦野「ほんとほんと、正直この部のクールな雰囲気って苦手で……照先辈はその笔头でしたから」
            堇「お互い知らないうちに壁を作っていたわけだ」
            尭深「あっ…照先辈お茶どうぞ」サッ
            照「ありがとう、尭深ちゃん」ズズ…
            淡「照せんぱーい!」ダキッ
            照「うわっ、淡ちゃん!」
            淡「ああ、淡ちゃんなんて呼んでもらえる日が来るなんて……
            今から先辈のこと、てるてるって呼んでいいですか!?」
            照「あ…うん、いいよ」
            淡「きゃーやったー! あと私のほっぺ、ぷにぷにーってしてください!」
            照「あー、えーっと……こう?」プニプニ
            淡「きゃー、気持ちいいーーー!!!」
            ワイワイ キャッキャッ
            咲「な……んだ……これはっ……」
            照は思わず声に出していた。
            头盖に、百トンの重りが直撃したような冲撃だった。
            咲(一体何が起きている? 私の颜をした谁かがあそこにいて、私のフリを……)
            ぐるぐると色々な感情が头を涡巻く。その中でも一番照を混乱させたのは――
            咲(なんで、みんなあんな楽しそうなんだ…?)
            咲(あれは私の伪物だぞ……伪物が本物以上の机能を持っているわけがない!)
            しかし现実では、彼女の伪物は彼女よりも部员たちとずっとうまくやっている。
            咲(くそっ、亦野や渋谷はあんな颜して笑えたのか……淡はくっつきすぎだ!
            おい堇、今度泊まりに行っていいかとか闻くな!)
            そしてなによりも――
            咲(私の颜が…あんなに楽しそうに笑ってる……)
            そのことが、何故か无性に照の胸を痛くした。
            透华「间に合いませんでしたか…」
            照の背后から女性の声がした。
            咲「お前、确か龙门渕とかいったか……何の用だ?」
            透华「察しはついてると思いますが……あなたたち姉妹の颜を入れ替えたのは、
            この私たちでしてよ……」
            咲「姉妹の颜を…入れ替えた?」
            咲(とすると、あそこにいる私の伪物は…)
            咲「咲…お前か…!」
            透华「ミッションは中止ですわ…今すぐ二人の颜を元に戻してさしあげます。
            


            6楼2012-03-10 17:35
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              もちろん、损害赔偿もたっぷりと…」
              だが照には、透华の言叶など耳に入っていなかった。
              咲(咲…お前はいつも私から何かを夺っていく……私のお年玉、私のプライド……)
              咲(私と同等の力を持っていたくせに、いつからか家族麻雀で手を抜くようになった……
              そんなお前が私は大嫌いだった)
              透华「――ですから裁判沙汰だけはご勘弁を。もっとも话したところで、
              谁も信じないような话ですが…って闻いていますの?」
              咲「颜の件はもういい……何もしないから、あと一周间このままにしてくれ」
              透华「ええっ!? 今すぐ元に戻してもいいのですわよ?」
              咲「失ったものは戻らない。ならば……」
              咲(今度はこっちが夺ってやる番だ)
              ピリリリリリ ピリリリリリ
              照(电话だ……非通知?)
              照「もしもし、宫永照ですが」
              『……………』
              照「あの、もしもし、悪戯ですか?」
              『……お前が宫永照なら、私は宫永咲だ……ブチッ』
              ツー ツー
              照(今の声……お姉ちゃん?)
              长野の病院
              透华「変声机を喉に埋め込みましたわ。これであなたは正真正铭、宫永咲ですわ」
              咲「よし、あとは妹をなんとしても长野に来させるな。きっちり一周间、东京に滞在させろ」
              透华「分かってますわよ。こちらとしても、その方がありがたいですし」
              咲(见てろ咲…お前の人间関系をメチャクチャにしてやる……)
              照(今日の电话…本当にお姉ちゃんだったのかなぁ?)
              照(だとしたらマズイよ……お姉ちゃんは、私の颜をしているんだし)
              照(でもりゅーもんさんは、今でも宫永照は病院で眠ってるから、安心して任务を続けろって言うし…)
              照(いや…もしも、りゅーもんさんがお姉ちゃんとグルだったとしたら!)
              照「こうしちゃいられない」
              ピッピッピッ プルルルルル…
              照「もしもし、私、宫永咲です。信じられないような话があるんですが…」
              翌日 京太郎の家
              京太郎「さてと、そろそろ部活へ行く时间だな」
              ピンポーン
              京太郎「ん? こんな朝っぱらから谁だ?」
              ガチャッ
              京太郎「はい、どちら様で…」
              咲「京ちゃん…お、おはよう」
              京太郎「咲!?」
              京太郎「なんで咲が俺ん家来てんの?」
              咲「いや…なんか京ちゃんと部活行こうかなって思って」
              京太郎「え? いや、まあ别にいいけど…」
              咲「じ、じゃあ…行こ?」
              京太郎「お、おう」
              咲「そ、それでさー」ベタベタ
              京太郎「さ、咲…あんまりくっつくなよ……あ、歩きにくいじゃないか…」
              咲「そ、そうかなー?」ベタベタ
              咲(くそっ…想像以上に耻ずかしいなこれ……だがこれも计画の为だ)
              京太郎(こうやって近くで见ると、咲も案外可爱いかもな……)
              部室
              ガチャッ
              京太郎「ち、ちぃーっす」
              咲「こんにちわ」ボソッ
              优希来たか! 京太郎に咲ちゃ……えっ?」
              


              7楼2012-03-10 17:35
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                优希(咲ちゃんが、京太郎と手をつないでいる?)
                まこ「ほぅ…朝から见せつけてくれるのぅ」ニヤニヤ
                京太郎「さ…咲が朝から离してくれなくて……///」
                咲「くっ……」カァァ
                咲(た…耐えろ私……これも咲に复讐するため……)
                京太郎「そ、そうだ…和や部长は来てないんですか?」
                まこ「さっき连络があっての…二人とも遅れるそうじゃ」
                京太郎「そうですか…」
                优希「だったらこの四人で始めるじぇ! おいきょうたろー、いつまで手を握ってるつもりだ!
                さっさと离すがいいじぇ!!」
                咲「……うるさい、タコス女」ボソッ
                优希「じぇ!? ……今何か言ったか咲ちゃん?」
                咲「别に何も…」
                咲「ロン、18000」
                优希「じょっ!?」
                京太郎「また优希がトビか……これで3回连続だぞ」
                优希「くぅ……」
                咲「どうしたの优希ちゃん? なんだか今日はひどく弱っちいね」
                优希「そんな…咲ちゃんひどいじぇ……」
                まこ「おいおい、言いすぎじゃ咲」
                咲「……ちっ、ワカメのくせに」ボソッ
                まこ「なっ!?」
                优希「なんか…今日の咲ちゃん口が悪いじぇ…」
                咲「黙れ。タコス臭いんだよ」
                优希「」
                一同「………」シーン
                咲(ふふっ、作戦通りだ……)
                ガチャッ
                久「みんなやってるー?」
                和「遅くなりました」
                まこ「お、おーう……二人ともやっと来おったか」
                京太郎(部长と和……なんかたくさん买い物袋持ってるけど、ありゃなんだ?)
                咲(来たな、ガチレズ女め……よぅし、次の作戦は…)
                咲「和ちゃん! 待ってたよ!!」ダッ
                和「えっ…どうしたんですか宫永さん? き、急に抱きついてきて…」
                和(ああ…宫永さんの髪の匂い……いい匂いです)
                咲「だって、和ちゃんがやっと来てくれて、嬉しかったんだもん」
                咲(あー、気持ち悪い……何が嬉しくてこんな奇乳女に抱きつかなきゃいけないんだ)
                和「そ、その…もう离してくれませんか宫永さん……」ドキドキ
                咲「えへへ…もうちょっとだけ……」
                优希「ま、待つじぇ!!」
                咲「なに、优希ちゃん?」
                优希「そんなのおかしいじぇ! さっきは京太郎とイチャイチャしてたくせに、
                今度はのどちゃんに抱きつくなんて………二股もいいとこだじょ!」
                咲(そうだ、そのセリフを待っていた。ナイスだ、タコス女)
                咲「いいじゃん、そのくらい。その时の気分ってものがあるんだからさ。
                今は和ちゃんとイチャイチャしたい気分だったんだもん」
                优希「そんなこと许されるわけないじぇ!」
                咲(ククッ、これで咲は二股かけた最低女としてのレッテルを贴られるんだ……
                あいつが帰って来たときが楽しみだな)
                咲「ねえ、二人もそう思うよね? 私が気分次第で浮気しようが、全然问题ないよね?」
                和「……そうですね」
                咲「……はっ!?」
                咲(な、何を言っているんだ、この淫乱ピンクは? この暑さで脳みそが溶解でもしたのか!?)
                和「宫永さんが私と须贺君の両方が好きというなら、それで问题ない気がします」
                京太郎「ああ、和がそう言うなら俺も……」
                


                8楼2012-03-10 17:35
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                  咲(京ちゃんまで……こんなの秽れてる……田舎はみんなこうなのか!?)
                  和(宫永さん、あからさまにうろたえていますね……)
                  久(まさかあの话が本当だったとはね……)
                  昨晩
                  ――――――――――
                  久「颜が入れ替わったですって!?」
                  照『ええ、だからあれは私のお姉ちゃんなんです』
                  久「にわかには信じがたい话だけど、确かに昨日の宫永さんはどこかおかしかった…」
                  照『お愿いです、お姉ちゃんが何か変なことをしないよう、见张ってください。
                  お姉ちゃん、昔からそういうところあるから…』
                  久「……わかったわ、みんなには私から说明しておくから」
                  照『ありがとうございます』
                  ――――――――――
                  まこ(部长から最初话を闻いた时は信じられんかったが…)
                  和(これではっきりしましたね)
                  京太郎(考えてみれば咲があんなこと出来るわけないし)
                  久(さて、どうからかってやろうかしら?)
                  优希(そんな……二股公认なんて、あり得ないじぇ……)
                  久「さて、全员そろったことだし……今から打ち上げやりまーす!」
                  一同「ええっ!?」
                  咲「麻雀はしないんですか?」
                  久「そうよ、今日は活动お休み」
                  咲「でも急に打ち上げって、一体なんの…」
                  久「细かいコトは気にしない! やるったらやるのよ!」
                  咲「………チッ」
                  久(今舌打ちしたわね、この子)
                  久「ほら、そのために和と二人で色々买ってきたんだから」
                  优希「やったー! タコスもあるじぇ!!」
                  京太郎「ちょ、ちょっと部长……」
                  久「なに? 须贺君」
                  京太郎「いきなり打ち上げやるなんて、一体どうしたんすか?」ヒソヒソ
                  久「分からない? ちょっとあの子を……宫永照をからかってやろうと思ってね」ヒソヒソ
                  京太郎「照さんをですか?」ヒソヒソ
                  久「あなたも见てみたくない? インターハイの顶点、宫永照のうろたえる姿を」ヒソヒソ
                  京太郎「それは…ちょっと见てみたいかも」ヒソヒソ
                  久「といってもフツーに部活してるだけじゃ、彼女にいいようにやられるだけよ。
                  だったら、こっちのペースに持ち込んでやれば……」ヒソヒソ
                  京太郎「なるほど…」ヒソヒソ
                  スレタイどこかで闻いたことあると思ったらバトルドームか
                  懐かし过ぎワロス
                  友だちんちにあって一分で饱きたな
                  优希「タコスうまいじぇー」バクバクッ
                  和「ケーキも买ってきましたので、皆さん食べてください」
                  まこ「おやっ? 酒まであるんかい。いいんか部长?」
                  久「いいのよ、今日は特别。ほら、咲も饮みなさいよ」
                  咲「えっ……私はお酒はちょっと……」
                  久「あら、おっかしいわねー? いつもなら真っ先に飞びつくのに」
                  京太郎「えっ?」
                  久「ホラ、みんなも合わせて!」ヒソヒソ
                  京太郎「あ、ああ…そうだな咲、お前酒大好きじゃないか」
                  咲(なっ…なんだと!?)
                  まこ「そうじゃよ、一升瓶ラッパ饮みするのが得意じゃろ?」
                  和「県予选で负けた后も、ヤケ酒あおってましたよね」
                  优希「ひょうだったふぇか」バクバクッ
                  


                  9楼2012-03-10 17:35
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                    咲(なんてやつだ、しばらく见ないうちに………咲の悪い子、悪い子!!)
                    久「で、もちろん饮むわよね?」ジッー
                    咲(今は私が咲なんだ……ここで饮まないと疑われる……)
                    咲「じ、じゃあ、ちょっとだけなら……」
                    久「ええー、どうせなら一気にグイッといきましょう、グイッっと」
                    京太郎「そうだな。得意のイッキ饮みを见せてくれよ」
                    咲「えっ…でも……」
                    まこ「イッキ! イッキ!」
                    一同「イッキ! イッキ!」
                    まこに合わせて、全员が手拍子を打ち始めた。
                    咲(くそっ…こいつら……!)
                    一同「イッキ! イッキ!」
                    咲「くう~~~っ」
                    咲「かせっ!」バッ
                    久「ちょっ、いきなりひったくらなくても……」
                    咲「」グイッ
                    まこ「おほっ、ホンマにやりよった」
                    咲「」ゴクゴクゴク…
                    久(宫永照は、相当の负けず嫌いってトコかしらね)
                    咲「ぶっはぁぁぁぁっ!」
                    优希「本当に全部饮んじゃったじぇ」
                    咲「ううっ…目まいがする~」ヨロヨロ…
                    まこ「さっきは凄かったのぅ。まさか本当にやるとは思わんかった」
                    咲(クソッ…こいつ、今に见てろよ……)
                    京太郎「にしても最近の咲の麻雀はバカみたいに强いよなー。まるでお姉さんみたいだぜー」
                    咲「!!」ギクッ
                    久(あらあら…あんなに分かりやすく动揺しちゃって……)
                    咲「そ、そうかなー?(アセアセ)」
                    京太郎「来年こそ全国に行って、お姉さんに会えるといいな」
                    咲「お姉ちゃん?」ピクッ
                    久「そうよ。あなたのお姉さん、宫永照に会えたら何がしたい?」
                    和(部长…これまたきわどい质问を……)
                    久(さて、どんな答えが返ってくるかしらね)
                    咲「………フェイスオフ」
                    まこ「はっ?」
                    咲「ちょっとした手术だよ……あいつの……宫永照の颜を……はがしてやるんだ」
                    和「あっ……」
                    久「え、えっと………」
                    咲「ふふっ……冗谈、冗谈だよ……ちょっとしたジョークだってば……ふふふ」
                    京太郎(相当キてるな、この人……)
                    一同「………」ズーン
                    京太郎(気まずい……)
                    久(场の空気を重くするコトに関してはホント、天才的ね)
                    咲(あーっ、头がガンガンする……もうどうにでもなれ)
                    久(なんとかこの雰囲気を変えないと……)
                    久「ねえ、もうお腹いっぱいだし、みんなでゲームでもしない?」
                    优希「やるじぇ! パーティにゲームはつきものだからな!」
                    久「咲もやるでしょ?」
                    咲(麻雀か……丁度いい。このイライラを発散させてもらおう……)
                    咲「ええやりますよ……东风戦ですか? それとも半荘……」
                    ヒュン ヒュン チーン! チーン!
                    优希「ボールを相手のゴールにシュゥゥゥーッ!! だじぇ!」ガチャガチャ
                    まこ「超! エキサイティン!! じゃなっ!」ガチャガチャ
                    咲(なんで……なんでバトルドームなんかやってるんだ私は……)
                    


                    10楼2012-03-10 17:35
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                      久「それなら、その日までここにいればいじゃない」
                      咲「えっ……だけど、私は咲の伪物で……」
                      久「いーのよ。细かいコトは気にしない」
                      和「少しワイルドな宫永さんも新鲜です」
                      咲「私……ここにいていいのか……?」
                      优希「歓迎するじぇ!」
                      京太郎「照さん、东京行ってからの话とか闻かせてくださいよ」
                      まこ「これから楽しくなりそうじゃ」
                      东京 とあるカラオケ店
                      ピリリリリリ ピリリリリリ
                      照「あっ、电话だ……ちょっと出てくるね」
                      堇「ああ」
                      淡「早く戻ってきてくださいね―」
                      バタンッ
                      照「りゅーもんさん、なんですか?」
                      透华『情报収集は顺调ですの?』
                      照「ええ、バッチリですけど……」
                      透华『どうかしましたの?』
                      照「いや…ここでの生活があんまりに楽しいので……もうちょっとこのままでもいいかなーって」
                      透华(ふむふむ……こちらとしても、长くスパイを続けてくれるのは、ありがたいですわね)
                      二周间后
                      ピリリリリリ ピリリリリリ
                      透华『もしもし、龙门渕透华ですわ』
                      咲「おい…まだなのか?」
                      透华『ですから、スタッフが不虑の事故に遭いまして……回复まではもうちょっとですわ』
                      咲「……あっそう」
                      透华『?』
                      咲「手术の目処がたったら、すぐに电话をくれ。それじゃあ…」ピッ
                      久「どうだった?」
                      咲「まだ手术はムリだって…」
                      久「そう」
                      咲「ああ…」
                      久「……」
                      咲「……」
                      久「怒らないの? まだ延期になってるのよ?」
                      咲「……っ」
                      久「それとも、ひょっとしてここにいるのが楽しくなったとか?」ニヤニヤ
                      咲「そ、そんなことないっ! あー、早く东京に帰りたいな―!」
                      久「もう、素直じゃないんだから」
                      まこ(相変わらずこの人はおもしろいのぅ…)
                      ガチャッ
                      优希「おーっす、だじぇ!」
                      まこ「おっ、一年生が来たようじゃな」
                      京太郎「咲……じゃなくて照さん、今日も来てますね」
                      和(ああっ……どことなく気だるげな表情の宫永さん……今日も素敌です)
                      优希「さて、今日もアレをやるかー!」
                      和「またですか? よく饱きませんね」
                      まこ「もはや何部か分からなくなってきたのぅ」
                      久「いいんじゃない? 最近は宫永さんも强くなってきたことだしね」
                      咲「………次は负けないぞ」
                      ヒュン ヒュン チーン! チーン!
                      咲「………」ガチャガチャッ
                      どうしてだろう、最初はあれほど元に戻りたかったのに。
                      気が付けばここで、清澄の连中とバトルドームを囲む日々が楽しいと思えるようになってしまった。
                      咲(ああ、そうか……)
                      ここは杀伐とした白糸台の部活よりも、ほんの少しだけ居心地がいい。
                      颜が替わって、环境が変わって初めて気付くこともある。
                      咲「こういうのも悪くない」ボソッ
                      久「えっ? 何か言った?」ガチャガチャ
                      咲「いや……なんでもない」ガチャガチャ
                      ヒュン ヒュン チーン! チーン!
                      咲(愿わくば、このエキサイティン!な日々をもう少しだけ……)
                      宫永姉妹のフェイス/オフ 完
                      


                      13楼2012-03-10 17:35
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                        呃,抱歉,其实是在qq聊天时别人发给我的,我看了蛮有趣就发来贴吧了,所以也不知作者和出处= =


                        24楼2012-03-10 21:33
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                          女生爱女生


                          121楼2012-06-02 22:57
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