
1
今日は思いたってユーに運転をさせてみた。
私だけ運転するのは不公平だ。
でも案の定ユーは変な方向に走って溝にはまってしまった。
やっぱりユーに運転させるのはやめたほうがいい。
板を挟んで履帯を回すことで溝から出ることができた。
私たちが旅をできるのはこの車両のおかげだと思う。
こいつがなかったらすぐにおなかが減って力尽きてしまうだろう。
食べ物の代わりに燃料のエネルギーで進むことができる。
今天想起来让小优来开车试试看
只有我一个人开车的话太不公平了
不过和预想的一样小优开到了奇怪的方向掉进沟里了
果然还是不让小优开车比较好
垫上板子转动履带才从沟里爬出来
我觉得我们能够旅行都是多亏了这辆车
如果没有这家伙的话一定马上就会感到饥饿无力了吧
作为食物的替代 利用燃料的能量来前进
2
頑丈な扉が壊れている
あまりないタイプの扉に穴が開いていた。
中に入って見ようとユーが言う。
かなり暗いのであまり入りたくないが入ってみることにする。
ユーの感は意外と正しいことも多い。
丈夫な扉、この中は都市の基盤なのかもしれない。
坚固的门坏掉了
一扇样式没怎么见过的大门上开了一个洞
小优说要进去看看
因为很黑不怎么想进去不过还是进去了
没想到小优的直觉往往是正确的
坚固的大门之中说不定是都市的基座
3
あの町を出てから初めて人に会った。
カナザワというらしい。
地図を描きながら歩いているという。
でも上に登る途中で地図は落ちてなくなってしまった。
風も強かったので下に降りても拾い集めることはできなさそうだ。
悲しそうだった。
私たちについてくると言ったらどうしようかと思ったがあっさりと別れた。
三人を乗せて荷物も運ぶのはぎりぎりだし大人の男の人はやっぱり怖い。
多分いい人だったと思うけど。
それと別れる時カメラをくれた。
少しずつ使っていこう。
この日記以外の方法で何かを記録できるのは嬉しい。
上の階層は街灯がついていて夜でも明るい夜だった。
从那个小镇出来后初次和人相遇了
好像是叫金泽来着
说是一边画地图一边徒步旅行
不过在向上层前进的时候地图掉下去散失了
风很大 就算下去大概也不能全捡回来了
真是一个悲伤的故事
还想着要是他说跟我们一起走的话该怎么办呢 结果很干脆的就分别了
三人同行再加上行李就达到极限了 而且成年的男人也很可怕
虽说我觉得他应该是个好人
分别的时候送了照相机
以后慢慢用吧
能找到这本日记以外的方法来做记录很高兴
上层装有街灯 就算是夜晚也很明亮
4
今日はまた夢を見た。
いつものようにユーと二人で車両に乗っているんだけどなぜか上に都市がなくて。
周りが全部青空だった。
いつものように二人でずっと進んでいった。
今天又做梦了
还是老样子的和小优两个人在车上 不过不知为什么上面的都市消失了
周围全是蓝天
和往常一样的两个人一直在前进

5
寺院のような建物の中で神様の像を見つける。
外にあったものより大分大きい。
背後の模様が光っている様子は少し怖かった。
死後の世界が本当にあるのかないのかは分からないけど植物や魚がたくさんいるのはいいなと思った。
外には小さい石像もあって私たちの腰ぐらいまでしかないのもあった。
なぜか頭の上に石を乗せているのもあった。
ユーがさらに石を乗せたりしていた。
石を乗せると何かいいことがあるのかもしれない。
そういうおまじないを何かで読んだ気がする。
在像寺院一样的建筑物里发现了神像
比在外面看到的大很多
背后的花纹在发光 神态有点可怕
死后的世界究竟存在还是不存在呢 我不知道
不过要是有很多植物和鱼类的话就好了
外面还有小型的石像 只到我们腰间的高度
也有不知为何头上顶着石头的
小优更是也顶起了石头
顶起石头的话说不定就会发生什么好事情呢
好像记得在什么地方读到过这样的魔法